2013年08月17日

鍼灸師松田による「中医学講座」始まりまーす(^^)/

こんにちは、鍼灸師・松田ですおすまし今日から東洋医学(中医学)について、僕なりの解釈かつ不定期で少しお話ししていきます。よろしければ皆さんもこれを機に興味を持って頂ければ幸いですコレ!


まず東洋医学を語る上で必要不可欠となるのが、陰陽五行説ですびっくり!!陰陽五行説とは、中国の古代哲学思想です。今日は特に陰陽学説についてお話します。

陰陽学説は自然界ならびに人間界の事物における陰陽という二つの相互に関連あるいは対立する属性で他者に対して比較した結果で属性が分かれる、相対的概念です。

要するに、何でも陰と陽に分かれますよ~ってことですニコニコ例えとしては、

陽 : 活動、外向、上向、温熱、明瞭、なもの
陰 : 静止、内向、下向、寒冷、暗闇、なもの 

っといった感じです。イメージしやすいように具体例を少し図で紹介します。

 
自然界の事象
 
日向
日陰
 
人体と部位
気血
臓腑
上部
体表
背中
六腑
下部
体内
胸腹
五臓


陰陽学説の基本的な特色は4つあります。

①相互依存:お互いに相手の存在なくしては自分も存在しない。陰陽はお互いの存在を自分の根源としています。

②対立制約:陰と陽はお互いに対立しあい、物事の均衡を保っています。

③消長平衡:陰陽の量的変化の過程で、片方が増えれば、もう一方は減るといったように流動的にバランスを維持しているということです。
        
 
   

④相互転化:陰陽の質的変化の過程で、一定の条件によりそれぞれ反対の性質に転化できるということです。


イメージがしっかり出来た例えがあり、雪山で遭難した人が凍えるほど寒すぎて極限まで達すると、暑くなってきて服を脱ぎ始めるという話を聞いた時は、④の相互転化のことかと衝撃を受けたのを今でも覚えていますびっくり!




こういった陰陽の特性を加味しながら陰陽の調整をし、余っていれば捨てて、不足していれば補いバランスを回復するのが治療の基本原則となります。


陰陽は、物事は何でも二面性があり、絶対という事は無いんだと教えてくれますコレ!いかなる時も流動的であり、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があります。常に変化し、白から黒に、黒から白に変わることもし続けています。それを図にしたのが太陰大極図ですびっくり!!


鍼灸師松田による「中医学講座」始まりまーす(^^)/



中には見たことがある人もいるかもしれませんね。

この図には色んな意味も含まれていたんですね~ベー

何事においてもそうですが、意味を知ると見方が変わってきますキョロキョロ意味の無いことだと思っていたことが、ある日突然意味を持ちだすことも多々あります電球なので常日頃からそういった気付きに目を向けて、無意識を意識していくことが必要だと思う今日この頃でしたニコニコ以上(笑)パー



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Posted by あおぞら整骨院 名護 at 18:15│Comments(0)中医学
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